アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

長野県誇る魔法使い「アキット」

友だちが関係している小学校があるのです。友だちは小学生ではないのですけどね。 その小学校は今年度いっぱいで閉じてしまうそうで、 「その最後の閉校式記念事業で、アキットさんが来てくれた」 ということでした。 「本当に良かったんだよ。マジックも面白かったし…なんだか泣けてきてね」 ここからは友だちがしてくれたアキットさんのお話です。

■ アキットさんが子どもたちにしたお話

「はい、ここからは大人のみなさんは目を閉じてください!絶対閉じてくださいね。数秒だけ絶対開けてはいけません。 子どものみんなに聞くよ♪怒られたりしたときとかね、正直『お父さん、お母さん、うるさいなぁ!』と思ったことある人は手をあげ…」 「「「「は~~~~~い」」」」 「静かに!しぃぃぃずぅかぁに!『は~~い!』って言っちゃダメじゃん! …はい、手を下ろしていいよぉ…ハイ!大人のみなさん、目を開けてください! 『何か聞こえたかもしれませんが』いい子たちですねぇ、誰一人、手をあげる人はいませんでした! …ではね、今日は手をあげた『90%のお友だち』に向け、こんなお話」 そういうとアキットさんは黒板にこう書いたんだよ。

アキットさんの話

「なんでお父さん、お母さんが『うるさく』言うんだと思う? ここにね『死ぬほどくさい』ものがあるとするでしょ、 『これはくさいから匂ってはいけません!匂ってはいけないよ!絶対匂ってはいけないからね』 こうやってお母さんが言うよね。君たちが匂おうとしたら、料理してる手を止めて走ってきて、 『ダメダメダメダメ!ダメぇぇぇぇ!死ぬほど臭いからダメだって言ってるでしょ!?』 ところで、大人はなんで『臭い』って知ってるんだと思う? そうだよ、大人は匂ったことがあるんだよ。だから臭いって知ってるんだ。 死ぬほど臭かったから、君たちには匂わせたくなくて、言ってるんだよ。君たちのことを思ってね。 だから、うるさく思ってもいいけど 『ぼくのために言ってくれてるんだな』 ということを忘れないでほしいんだよ。 ちなみにね、お父さんお母さんに言われたときは、こう言うんだよ。 『…はい…』 もし『はいはい』なんて言っちゃった日には3倍ぐらいよけいウルさくなっちゃうからね!」

音楽会

「さっき、みんなの音楽会を聞いていました。とても素敵な音楽会です。 音楽会は『花』だと思うのですね。で、花は枝がないとダメだよね? この『枝』は友だちのことだと思う。そして枝には幹がないとダメだよね? 『幹』は学校の先生。そして今年無くなってしまう学校が『幹』にあたるんだ。 じゃぁ一番大切な『根』、これはなんだと思う。 お!すごいね。そうだよ。『根』はお父さん、お母さんのことだよ。 お父さんお母さんの支えがないと、きっとこんな素晴らしい音楽会はできなかったと思うんだ。 いつも『根』は見えないから、気にもしてないんだけどね」

■ アキットさんが子どもたちにしたお話2

「たとえば友だちにね、『あれ?こんなとこにホクロあるんだね!』って言われたとするよ。 『…なんか、イヤだな』そんな気持ちするな、って人、手を上げてみて」 … 「そうだよね。なんだかわからないけどイヤな気持ちしちゃうよね。 『ありがとう』って言葉知ってる?実はね漢字で書くと…先生書いてくれますか!?僕の字じゃダメだ!」

有りが10

「こら!先生!もう!」

有り難う

「さすが先生!僕の字とはまったく違う!先生に拍手ぅぅ! この『有り難う』という字なんだけど、 『有る』っていうのは、ここに机が『ある』、学校が『ある』の『ある』なんだ。 そしてこの難しい漢字『難』これは、『いや』っていう意味があるんだよ。 だから、『有り難う』は『いや、が、ある』ときに使うと、イイ言葉なんだよ。」

有(あ)難(いや)

「『ホクロがある!』『キミ背がちっちゃいね!』なんでもいいんだけど、『いやだなぁ』って思ったとき、 そこで怒っちゃうと喧嘩になるでしょ?そこで僕が2つの返し方を教えてあげるね。一つは、 『あ、ありがとう』 『いや』な気持ちが『ある』で『ありがとう』ね。 こうやっていうと、なんだか相手も『いいこと教えてあげたのかな』って気持ちになっちゃう。ホクロがいいことになっちゃって喧嘩もないんだよ。 でも、なかなか『ありがとうって言えないな』って人はもう一つ。 『えええっ!ほんとだ!気づかなかった!ほんとだ!ホクロあるね!!』 なんて驚いてあげると、またまた相手も『いいこと教えてあげたの、かな?』って気持ちになって、喧嘩にならない。よかったらやってみてね。 お父さん、お母さんになんか言われて、イヤだな、って感じたときも。心の中ででもいいから。 『ありがとう』って。もしよかったら『ありがとう』って言ってみてください。」

■ アキットさんが子どもたちにしたお話3

「ホクロがあることをね、悪く思ったりしてはいけないよ。 人と違うことってすごい素敵なことなの。 僕もね、子どもの頃『スプーンを曲げられる』と思って毎日毎日スプーンを持っていました。 友だちにも『曲げられるわけねぇよ』って言われました。お家に帰っても『やめなさい』と言われました。 でも、やめませんでした。今日は曲げられるかもしれない、そう思って続けていたから、今こうして『アキット』になって、みんなの前でショーをしています。 だから、あなたも人と違うところを大切にしてください」 そうして、アキットさんの持つスプーンが震えだし、スプーンの先だけが音を立ててステージに落ちたそうです。 すごい素敵な魔法使いが長野県にいるのだな、と思いました。 アキットさんのこのときの記事がこちら、 http://akitto.blog.so-net.ne.jp/2011-10-29 アキットさんのホームページがこちらです。 http://www.akitto.net/ とても素敵なショーをしてくださるそうで、『お前のブログでぜひ紹介してくれ』ということで話をしてくれました。 ぜひ、あなたの学校で、会社で、結婚式で、何かのイベントで「アキットさん」を呼んでみてください。 そのときは僕も呼んでください。観にいきたぁ~い! 長い文章、最後までおつきあいいただき、ありがとうございました。