アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

嫌われているか気にする前に…

■ 簡単に裏返る評価

スーパーでの話です。 「今日は久しぶりにシチューでも作って、嫁さんを驚かせよっかなぁ」 鶏肉を買って、ニンジンを買って、ジャガイモ、マッシュルーム… ワクワクしながら家に帰り、いざ料理を始めたとき、底に落ちました。 マッシュルームの中がものすごく黒ずんでいる。 せっかく驚かそうと思ったのに… ひどい… 高いけどいい食材が置いてるから行ってたのに… あのスーパー最低だ、二度と行くかっ! いつもならただ捨てて、その他の具材で作り続けるところでしたが悲しくなり、少し気が済まなかった。 電話で苦情を言うことにしました。 電話係から代わった店長は、開口一番 「申し訳ございませんでした!すぐ私が新しいものを持って行かせていただきますので、」 「いえ、そこまでしていただかなくても」 「そんなことはございません。どうかご住所を教えていただきませんでしょうか?」 15分後店長がいらっしゃり、謝罪の言葉とマッシュルーム2パック、オリジナルのリンゴジュースを置いて帰っていきました。 普通のスーパーが一番嫌いなスーパーになり、一番好きなスーパーになった瞬間です。 以後、その近辺に住んでいるときは、食材の買い物は全てそのスーパーでしました。

【引用】 消費者側から見て最悪だと思うことが、謝罪や気遣いを示すことでひっくり返る 【出典】講談社『脳が教える!1つの習慣』 著:ロバート・マウラー 監訳:本田直之 訳:中西真雄美

■ 簡単に裏返る評価2

二十世紀アメリカの物理学者でノーベル物理学賞を受賞した、リチャード.P.ファインマンという方がいらっしゃいます。 そんなファインマンさんの小さい頃のお話。 出典は岩波現代文庫『ご冗談でしょう、ファインマンさん(上)』。 ファインマンさんは小さい頃からそれはもう機械イジリが好きで、ラジオなんかちゃっちゃと直しちゃう天才ぶりでした。 そんな噂が広がり、大人たちからラジオの依頼が来るようになったんですが、あるときとん奇妙なラジオに出くわします。 そのラジオはつけ始めだけ雑音が鳴り、しばらくたつと何事もなかったように鳴り出すんだそうです。 「お前、そんなちびっ子なのにラジオの修理ができるのかね?」 まったく雑音ぐらいなんだよ、と家についてみると、 ファインマン少年はそれを見て驚きます。 その雑音がとんでもないんです。 自分で出す雑音でブルブル震えるほどじゃないですか。 かと思えば本当に急に静かになり何事もなかったように鳴り出す。 頭をひねります。 なんでこんなことになっちゃってるんだ? こんな変てこなことが起こるのは、真空管が… また、依頼主のおじさんがうっとうしいことに、 「お前いったい何やってんだ。ラジオ直しに来ておいて、ただ行ったり来たりしてるだけじゃないか!!」 ファインマン少年はいい加減頭にきて、 「今ちょっと考えてるんだよ!」 そう言って、真空管を外し、配線を全て逆にしてからラジオをつけてみました。 さっきの雑音が嘘のように消えています。 それからというものおじさんは、周りの人に 「この子ときた考えるだけでラジオを直しちまったんだからな!」 と吹聴してまわったそうです。

【引用】 こっちを疑っていた人というものは、こういうことに出くわすと、かえってその埋め合わせみたいに、よけいこっちの肩を持つものだ。 【出典】岩波現代文庫『ご冗談でしょうファインマンさん』 著:R.Pファインマン 訳:大貫昌子

■ 嫌われているか気にする前の、大切なこと

評価がマイナスであればあるほど、ちょっとしたことでグルっとプラスに裏返ってしまう。 なら、人の評価なんてあまり気にしなくてもいいんじゃないでしょうか。 評価がプラスならプラスなんだから気にする必要がない。 評価がマイナスなら、何かのきっかけでグルっと裏返るのだから、気にする必要もない。 そんなことを気にしているより、当たり前に思えるような小さいこと、謝罪、感謝、親切をコツコツやっていればいいのかもしれません。 いつでも目の前の人を大切に思いたいです。

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