アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

この世における最高のプレゼント

【概要】手紙を喜べる人は、その相手の時間をとても大切に思える人

■ 手紙を喜べる人

イデアホイホイでよく紹介させてもらっているエピソードです。 昔、何かの記念日だったのか、なんでもない日だったのか、嫁に手紙を書いたのです。 手紙を読んだ嫁は、ボソっといいました。

「手紙って嬉しいよね。 だって、この内容を考えてくれている時間とか、書いてくれている時間とかって、私のことを考えてくれているってことでしょ? それって嬉しいじゃない。」

なるほどな、と思いました。 そして重ねて聞いたのです。 千「ちなみに、内容についてはどうなん?」 嫁「…、まぁ、いいじゃない。気にしない、気にしない。」 気にしないってなんやね〜〜〜ん!

■ 機会費用の考え方

機会費用という考え方があります。機会費用とは、

【引用】「機会費用」(opportunity cost)という概念があります。 意味としては、「ある選択をした際に、仮にもうひとつの選択をしていたら得られたであろう利益の最大のもの」を指し、もともとは経済学上の言葉です。 【出典】PHP『脳は0.1秒で恋をする』P142 著:茂木健一郎

ニコラス・ケイジが主演の映画、『天使がくれた時間』はこの機会費用をアイデアに描かれています。 「もし、あのとき、あのひとを追いかけていたら…」 天使が、その失ったはずの「あのひと」との時間を体験させてくれるのです。 大きな分岐だけでなく、僕らが生きている世界は選択の連続。毎日のように「あっちを選んでいたらよかったかなぁ」なんて想像して、後悔していたりします。 でも、機会費用の考え方を後悔に使うのはもったいない。 「もし、あの道を選んでいたら、東京で今頃本を書きまくっていたかもしれない」 選ばなかった道の価値が大きければ大きいほど、今選んだ道は、それを代償にしてまで歩いている道なのだと強く思った方がいいのでしょう。 それほどの価値を支払ってまで選んだ道なのだと。 茂木さんの話に大変感銘を受けてしまいました。 そして、機会費用の考え方を自分にではなく、相手に対して使えるのが、手紙を嬉しく思える人です。 「手紙を書く時間、他のことに使えたのに、私のために使ってくれたなんて…」 そんな風に考えられ人って、すごいな…と思います。

■ 代替え不可能な資源

時は金なり…といいますが、金どころの話ではないのが本当のところです。 僕らは一秒一秒、命を捨てながら生きている。 時は命なんですね。 そしてさらに、その人の命はどうがんばっても有限のものです。 時間だけでなく、愛情も。

【引用】ひとりの人間が費やす「他者への関心や愛情、かける時間」というものは有限です。つまり、この人にも、あの人にも、同じくらいたくさんの愛情や時間をかけることは不可能なのです。愛情も時間も、あふれるほど無限にある資源ではないのです。 【出典】PHP『脳は0.1秒で恋をする』P139 著:茂木健一郎

お金をいくら積まれても、同じお金を稼ぐ方法はあるかもしれません。 でも、あなたの時間、相手の時間は、その人のもつ、その人だけの大切な資源です。何にも替えることができません。 手紙を喜べる人は、そのことを知っている人なのかもしれません。

■ 最高のプレゼント

ここまでくると、 世の中における最高のプレゼントが何か? というのが見えてきます。 それは「時間」です。 もっとも、どんなプレゼントにしても「あなたの時間」を費やしているものですが、その価値は「プレゼントの価格」よりも、「そこにかけた時間」ではかられなければいけません。 よく映画のシーンでありますよね。仕事に忙しいお父さんが、 秘書「社長。本日はお子さんの誕生日ですが、どうされますか?」 社長「あ、そうだったな。何か適当なものを贈っておいてくれたまえ。」 お父さんが、その子にかけている時間がゼロなので、どんな高価なプレゼントも色あせます。 そして子は、それに気づいている。 逆に手紙です。 手紙はただの紙切れで、価格は100円〜200円程度。 しかし、あなたの時間をかけている。あなたの時間は命ですから、もうその時点ではかれない価値があるのですね。 「あいつに与えるものなんて、何もない」 そんなことはありません。 あなたの時間が最高のプレゼントです。手紙じゃなくても、なんでもいいんです。 何か企画することも、あなたの時間を大切な人に使っているのなら、それは最高のプレゼントです。

■ 最高のプレゼント2

また、奥さんなら奥さん、旦那さんなら旦那さんに、「自由な時間」をプレゼントするのも素敵かもしれません。 とくに奥さんは、家事に追われ、育児に追われ、土日なんてもちろんなく、出勤時間も退勤時間もあったもんじゃないのだから、 「いつもありがとう。土日ぐらい、俺、子どもと遊んでるから、友だちと旅行でもいってきなよ。」 なんて言われたら嬉しいと思うな。 最後になりましたが、僕のことを考え、時間を費やしてくれているみなさん。 アイデアホイホイに大切な時間をプレゼントしてくれているあなた。 本当にありがとうございます。 これからも、よろしくお願いします。