アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

忙しい生徒、どヒマ顧問

視聴覚委員会が終わる。 教室からはけるような、はけないような生徒たちの動き。 そんな中でせっせと残務を終わらせようとしている委員長。 教師たるもの、生徒とのコミュニケーションがかかせない。 ということで、資料を整理に忙しそうではあったが、委員長に話しかけてみた。 「オススメの本なんてありますかね。」 「へ?…オススメの本ですか?…」 「最近ソード・アート・オンラインというライトノベルに挑戦したんですけど、あんなにスラスラ読めるとは思いませんで…」 「あぁ、なんか聞いたことあります。」 「1~4巻までスラッと読み終えてしまいまして」 「はぁ」 「5巻にいくのもなんかなと」 「へぇ」 「で、『この委員会顧問はなんで仕事の邪魔をするんだろう』って思ってるんやろうけど、オススメの本ある?」 「わかってるんなら、話しかけないでもらえますか?」 「コミにゅけーしょんですよ、委員長さん」 「それをいうならコミュニケーションです。典型的な言い間違いしないでください」 「ありがとう教えてくれて。で、肝心のオススメの本を教えてくださいよ」 「5巻読めばいいじゃないですか」 「もういいんです。ソード・アート・オンラインは。私の中で完結しました。」 「『ちょんまげちょうだい』で、じゃ」 視線を資料に向け、手をあげる委員長。 「会話を断ち切る気満々やないか。『ちょんまげチュー・ナイト』?何それ?」 「…あの、邪魔してるヒマがあったら仕事を手伝ってください。『ちょんまげちょうだい』です。このアンケート用紙を、」 「はい、すみません。じゃ、がんばって。」 「手伝ってくれないんですか?!」 「ヒマではないので。じゃっ」 今日も忙しい合間を縫って生徒とのコミにゅけーしょんをとり、信頼関係を築きあげることに成功した。 「時間返せ!どヒマ顧問!!」 親密度合いがハンパない。