アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

とある茂みの奥の物語

添い寝隊

素手で身体を

一人暮らしを始めたのは19の頃からだ。 その時分からだと思う。身体を素手で洗うようになったのは。 なんのことはない。身体を洗うタオルを買い忘れたからだ。 以来必要ないことが判り、実家だろうが銭湯だろうが人のうちだろうが、私の身体は私の手で洗うようにしている。

◆ all-in-one

いつからだったか…手作り石鹸の店に行ってからだったと思う。 1つの石鹸でアタマのてっぺんから、つま先まで洗うようになったのは。 なんのことはない。 店員さん「その石鹸、頭皮だけじゃなく、顔にも身体にも使えますよ」 そう言われたからだ。 それからというもの、アタマだろうが耳の後ろだろうが股だろうが、1つの石鹸でやっちまうことにしている。 まず髪の毛で泡立てる。その泡で顔、上半身まではいけるのだが、さすがに最後まではもたない。 そこで私は気づいた。なぜ、そんなところに茂みがあるのかを。 私は股の間で泡を補給し、下半身まで洗いきることに成功している。毎晩。

◆ 運命であった

この経験がまさか育児に活かされることになるとは、そのときは知るよしもなかった。 今おいろはん(娘)のお風呂は私の仕事。 私の全経験を総動員して事にあたっている。 素手で洗い、アタマのてっぺんからつま先までall-in-one、1つの石鹸だ。 管楽器職人は素手で撫でるだけで鉄板の微々たる歪みを発見するという。 私は撫でるだけで、おいろはんの手、首、足…全クビレ発見することができる。 今、私の下の茂みの役割を、もう1つ発見した。 ディテ(嫁)「今日もウンチ出てないのよ」 アフロ「え…またビッグバン…せき止めるの?あそこで。」 ディテ「あ!そうね♪またお風呂で出るといいわね♪」 アフロ「おい!」 そしてとある茂みの奥で、おいろはんは今日も…