アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

妹子の奇行

突然顔を上げた妹子

水を飲んでいた妹子…が、 唐突に顔を上げ、怪訝な視線をこっちに向けた。 私に用があるのかと思いきやどうやら違うようで、視線の先には部屋のど真ん中にデ~ンと寝そべるシロキチがいた。 妹子はそれが気に入らないのか、 ヒョコ、ヒョコ、ヒ、ヒョコ と、いまだテンポの悪い足運びでシロキチに近付いていく。 (テンポの悪い足運びの理由は、団地妻妹子で

後ろに回り込んだ妹子

一触即発か?と思いきや、妹子はシロキチの後ろに回った。 寝そべっているのが気に入らないのであれば、正面から攻撃に出るはずである。 妹子とは、そういう女だ。 妹子は強襲のためにわざわざ後ろに回り込むような女ではない。 正面から近付き、意味もなく突然に殴ってくる女だ。 サドンリーパンチャー、とでもいおうか。 理由が判らないところに恐ろしさがある。 妹子とは、そういう女なのだ。 だからおかしいと思った。 わざわざ迂回して後ろに回り込むなんて。 しかしこの状況、見ている私としてはさらに理由が判らず、これまた恐ろしい。 シロキチは今からどんな目に遭うのか… 好奇心と同情、そして自分が「シロキチでなくてよかった♪」という安堵感とをないまぜに、私は観察を続けた。 !?

ソル妹子

血の気がひいた。 意味が判らない。 まったく判らないといってもいい。 妹子は一声鳴き、おもむろにシロキチと並列に寝そべるやいなや、、そった。 見た目、力の限り、といった按配でそったのだ。 ひとしきりそった後、体勢を元に戻してもう一度鳴いた。

休む妹子

妹子の鳴き声に、シロキチの耳が後ろへと反応を示す。 そして一声鳴くやいなやまた、

二度ぞり

そった。 結局シロキチには何の危害も加えず、ただただ何度となくそり続けてはひと鳴き、を繰り返す妹子であった。 ●妹子の奇行を受けとめてくれる方は、