アイデアホイホイ〜3分のヒマつぶし

入れて出す、3分間・・・アイデアを、だよ?

自分が見ている世界。人が見ている世界。

せっかくゲームをやっているので、これで記事書きます。

■ 人なのか。爬虫類なのか。

昔、両親がこんなドラマを見ていました。
宇宙人が地球に来るのだけど、本当に地球人にソックリで、向こうは友好関係を築きに来たみたいだったのね。

でも、主人公たちが本当は爬虫類のような正体だったことに気づき、それだけならまだしも、宇宙人たちの本当の目的が地球侵略だったんで大変だ!って展開です。

調べたら『V』というテレビドラマ。1983年。

■ 自分が見ている世界。人が見ている世界。

このドラマを分からないなりに見て、悩みに悩んだことを覚えています。

「人には自分がトカゲみたいに見えとるんちゃうか」

僕は肌の色を茶色っぽい色に見ているけど、人は緑に見えているんじゃないだろうか。
さらさらプニョプニョの質感の肌は、他の人にはウロコのような肌触りなんじゃないだろうか。

認知についての悩み、ですね。
ペルソナ5のテーマでもあります。

当時は死んだらどうなるのか、ぐらい恐怖を感じてた疑問でした。
相手が見ている世界と自分が見ている世界が同じなのかどうなのか。

これは証明ができないんじゃないだろうか…。

ただ、見ている世界が違うのでは、という可能性は分かるみたい。
結局可能性なんですけどね。

■ 見ている世界が違う子どもたち

少年院は少年院でも医療少年院は、発達障害や知的障害をもった非行少年が収容されます。
医療少年院、それはつまり、少年院版特別支援学校です。

宮口幸治さんは、そんな医療少年院で法務技官として勤めていて、その少年院で最も手がかかっていた少年の診察を頼まれたそうです。

あまり会話が進まなかったので、ちょっとした課題をしたそうです。

【引用】Rey複雑図形の模写という課題をやらせてみました。これは次頁の図1-1にある複雑図形を見ながら手元の紙に写すという課題です。神経心理学検査の一つで認知症患者などに使用したり、子どもの視覚認知の力や写す際の計画力などをみたりすることができます。

彼は意外にもすんなりと課題に一生懸命取り組んでくれたのですが、そこで生涯忘れ得ない衝撃的な体験をしました。彼は黙々と図1-2のようなものを描いたのです。


【出典】株式会社新潮社『ケーキの切れない非行少年たち』2019年10月10日 10刷 P18-19 著:宮口幸治



【写真の出典】株式会社新潮社『ケーキの切れない非行少年たち』2019年10月10日 10刷 P20 著:宮口幸治


写すのが不得意なのかな?という感じを受けますが、それだけじゃないらしい。

【引用】そんな単純な問題ではないのです。このような絵を描いているのが、何人にも怪我を負わせるような凶悪犯罪を行ってきた少年であること、そしてReyの図の見本が図1-2のように歪んで見えているということは、“世の中のこと全てが歪んで見えている可能性がある”ということなのです。

【出典】株式会社新潮社『ケーキの切れない非行少年たち』2019年10月10日 10刷 P19 著:宮口幸治

見ている世界が違う。
聞こえる言葉が違う。

こういうことは起こりうるらしい。

■ 見ている世界が違うのはそっちか、こっちか。

ただ「見えている世界が違う」にしても、自分が見ている世界が正しい、という思い込みは捨てた方がいい。

歪んで見えているのは少年なのか、自分なのか。

【引用】世間でいう「正しいこと」には絶対的な根拠がひとつもないことがわかってきます。

誤解を恐れずにいうと、人殺しですらある意味では悪じゃない可能性がある。

戦争でも、戦勝国の英雄は人殺しですが悪じゃない。でも、敗戦国の英雄は戦争犯罪人として裁かれるでしょう?


【出典】株式会社光文社『99.9%は仮説』2006年4月20日 7刷 P199-200 著:竹内薫

すみません。話がズレていますか。
犯罪を庇うつもりは毛頭ありません。
障害があろうがなかろうが、子どもだろうが大人だろうが、殴られたら痛い。

ただ、自分の見ている世界は歪んでいるかもしれない。
その視点は自分を謙虚にしてくれます。
そして何より、人が見ている世界を見ようとする姿勢につながる

決して人の世界を見ることはできないけど、近づくことはできるんじゃないでしょうか。
どうしても、どうしたって、自分の世界を通した見え方になってしまうのだけど。

それができると、少し、人にやさしくなれる気がします。

はい、わけのわからない文章になってしまいましたが、ペルソナ5をやっていて書いた記事でした。
ペルソナ5、めっちゃ面白いよ。

最後までお付き合いいただきありがとうございました。